Interop Tokyo 2019とaws summitに行ってきました。

まずは、Interop Tokyo 2019から。
ネットワーク・ハードウェア・ソフトウェアの幅広い分野の製品が紹介されていました。

入口に入っていきなりファーウェイさんが大きなブースを広げており、関連企業との共同ブースが立ち並んでいました。

ソフトウェアやIoT・AIといったものについては真新しいものはあまりない印象です。

トレンドマイクロさんのブースでは最新の攻撃の情報について講演が行われていました。
最近は標的型のランサムウェアが増えているようです。
今までのランサムウェアは不特定多数に配信してPCをロックしてお金を要求するというものでしたが、
標的型は特定の会社に潜入してランサムウェアを発動させ、工場を停止させるなどによる被害を出すことが目的になっているそうです。

Interop Tokyo 2019では完全予約制で基調講演も行われていたので、「SD-WANからAIドリブンエンタープライズへの道」という講演に参加してきました。
SD-WANを利用してマルチクラウドを行うことが主流となって、AIの判断が仕事の起点となっていくというような話でした。
マルチクラウドと言えるほどクラウドが浸透している現場はまだ少ない印象なんですが、SD-WANでオンプレやクラウドを同等にシームレスに使うところまではもう少し時間がかかるんじゃないかなぁと思います。
しかし、最近の中東の方たちの公演が多くなっている気がします。
今回はVMWareさんも参加されていてインドの方が説明されてましたが、いろんな国で技術が進んでいることがよくわかりますし、国民性によって得意とする分野が違うところも面白いですね。

ブースにはディスプレイを展示している会社がたくさんありました。
各社巨大なディスプレイにあでやかなCG画像を表示して、ちょっとしたテーマパークみたいになってました。

ミストディスプレイの紹介をしている会社があったのでデモンストレーションを期待していたのですが、実物はなく映像だけでの紹介でした。
ちょっと残念。

他にもお世話になっている会社のブースや名古屋大学、名城大学など各地の大学のブースなんかもありました。

国立研究開発法人産業技術総合研究所の自立移動ロボットのデモンストレーションで、こんなロボットが一般人と一緒に歩きまわっていました。
あぁ、R2D2にお茶くみしてもらいたい。

Interop Tokyo 2019の隣でaws summitが開催されていたので、そちらものぞいてきました。

会場はこんな感じです。当たり前ですが、AMAZON一色です。
awsの公演会場はオープンになっており、未来的なイメージの会場でした。
SONYさんなど各社のブースでawsを使用したシステムの紹介が行われていましたが、こちらもあまり目新しいものはない印象です。

aws本体の展示ブースやサポートの紹介、社内活動の紹介なども行われていました。
私個人的にもawsはユーザ目線で仕事してないイメージがあったんですが、Azureが頑張っていることもあり、そういったイメージを変えたい意図が感じられました。
ユーザにとってはありがたいことです。

AIに関連した話題が多く展示されており、AIが自走してレースするDeepRacerはかなりの人だかりで、一般ユーザがプログラムを持ち込んでレースが行われていました。
きっと、この人たちはこれのために来たんでしょうねぇ。
DeepRacer以外にもロボット製作などのブースもありました。

前回のものづくりワールドもそうでしたが、IoTに関する展示が極端に減ってきています。
あまり期待されていないのかと思ってしまいますが、使い方を見いだせていないことの方が大きいように思います。
もっと成熟して2次ブームが起こるころがビジネスチャンスな気がします。

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です