うちの猫が脱走してしまいました。

結局、10日ほどで無事に発見して確保したんですが、その間にいろいろ作ったのでご紹介しましす。

猫の脱走で検索すると置き餌をしてあげないといけないということで置き餌をしました。
エサはなくなるんですが、うちの猫が食べているかどうかわからないということで監視カメラを作りました。

ラズパイとmotionというツールを使って結構簡単で高性能なものが作れたのでご紹介します。

まずはラズパイのセットアップ。

以前、紹介した手順とほぼ同じ手順でOSをセットアップし、SSHとVNCを有効にしただけです。
カメラはUSBカメラを使用します。

今回使用したのは数年前にワゴンセールで500円で買ったものですが、以下のモノでもよさそうです。

iBUFFALO マイク内蔵120万画素Webカメラ HD720p対応モデル ホワイト BSWHD06MWH
バッファロー (2013-12-15)
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USBカメラを接続して以下のコマンドで接続を確認します。

$ lsusb
Bus 001 Device 004: ID 1e4e:0103 Cubeternet
....

どれがUSBカメラかわかりませんが、抜いて実行して表示されなくなったらそれがUSBカメラです。
認識していることが確認できればOKなのでこんなやり方でもいいと思います。

続いてmotionのセットアップをします。

$ sudo apt install motion

これだけ。
続いて、motionの設定をします。
motion.confというファイルを編集することで設定します。

$ nano /etc/motion/motion.conf

motionはかなり多機能なので設定項目がたくさんありますが、基本的にデフォルトでOK。
こちらのサイト(https://www7390uo.sakura.ne.jp/wordpress/archives/250)にguroさん(?)という方がかなり詳しく紹介してくださっていますので、細かく設定したい人は参考にしていただけるといいかもしれません。
今回は以下の設定をしました。

width 320 ⇒ 640
height 240 ⇒ 480
framerate 2 ⇒ 5
pre_capture 0 ⇒ 5
output_pictures on ⇒ off
locate_motion_mode off ⇒ on
target_dir /var/lib/motion ⇒ /home/pi/motion
stream_localhost on ⇒ off
stream_preview_scale 25 ⇒ 100

設定したら以下のコマンドで実行

$ sudo motion

ブラウザで8081ポートにアクセスすればストリーミングで画像が確認できます。

使い方によってはサービス登録したりできるみたいです。
PYTHONなのでイベントなんかも拾えるかもしれません。

野外に設置したいので100均で買った箱を使ってケースを作りました。

実際に使用したのは深夜で、USBカメラでは光量が足りないので市販のセンサーライトを併用しました。

こんな感じで動画が取れました。

やっぱり、うちの猫は食べてなかった。。。