名古屋ものづくりワールド2019に行ってきました
中部支社も出店しているということもあり、ものづくりワールド2019に行ってきました。
今回はMicroSoftさんのブースの一部をお借りしてIoTとDynamicsの連携によるシステム提案となっています。
工場内のシグナルタワーをカメラで監視し、画像認識で警告灯が点灯したことを監視してDynamicsに連携します。
Dynamicsが自動的に修理要員のスケジューリングまで行うことで人員不足などの対策を行うというもの。
支社長の公演がブース横で行われましたが、結構な人数のギャラリーが集まっていました。
ブースの中も、同僚マネージャ曰く「今日は少ない」とのことですが、人が絶えることがないような状況で、他のブースに比べて成功している方だと思います。
ものづくりワールドは、「製造・設計」「工場設備・備品」「航空・宇宙機器・開発」などのエリアに分かれ、各社の展示や説明が行われます。
ポートメッセ会場の3つの建屋をすべて使用しているので、かなりの規模で一通り見て回るだけでも1時間ぐらいかかりました。
弊社のブースは情報システム関連のエリアにあり、取引のある会社さんのブースもありました。
もうすでに当たり前になっているのかもしれませんがIoTをメインにした展示はあまりなく、AIを看板にした展示が多く注目も集まっていました。
情報システム関連以外のエリアでも、製造機械や品質管理といったところでもAIを利用した内容が注目されていました。
それ以外に多かったのがVRを使用したシステムです。
安全教育とか製造シュミレーションなどをVRを使って行うシステムがいくつか展示されていました。
私としてはIoTで利用できそうなセンサーやアクチュエータの展示を期待していたのですが、そういった展示がほとんどなく、ちょっと残念な感じです。
業務上、製造関連企業の最新情報も収集しましたが、生産管理システムや工場内物流などは大きな変化はない感じです。
もっとIoTなどを利用した業務改善提案があるのかと思ったのですが、現場ではそこまで求められていないのかもしれませんね。
というよりは「価値」というところが見いだせれていないのが現実なのでしょう。
我々ももっと頑張らないといけませんね。